メール暗号化ソフトの設定についてまとめました。
m-FILTER概要
前回案内したソフトは、送信元不明で送られるケースがあるのでテスト段階で採用を見送り、m-FILTERという暗号化ソフトを導入することになりました。
今回設定頂く暗号化が作動する条件も、メールに添付ファイルがある場合のみで、テキストのみ送信時には反映されません。
暗号化の例
例として、it@residencetokyo.comからGメール宛に送った場合の画面。
1通目:メールに添付ある場合
添付したファイルは自動でzip化されます。
※なお、容量は25MB程度までなので、大きなファイルを送る場合は、ファイルストレージサービスなどを利用してください。
2通目:パスワード通知メール
2通目にパスワードが届きます。
1通目と2通目の受信時差はほぼありません。添付する容量によっては、若干2通目(パスワード通知)が早く届くこともございます。
続いて設定について
メールソフトの設定
送信サーバー(SMTP)のみ変更することになりますので、受信サーバーはそのまま利用します。
SMTP アカウント情報
- ユーザー名 :◯◯(それぞれのドメイン)@residencetokyo.com
- パスワード :◯◯(それぞれのパスワード)※pstnew3748、rtnew7744、rtrt7744のいずれか
- ホスト名 :daatc-1140.digitalartscloud.com
- ポート番号:465 SSL/TLS
- 認証方式:通常のパスワード認証(macの場合は”パスワード”)
ユーザー名とパスワードは現在のままで、ホスト名、ポート番号、認証方式のみ変更となります。
ホスト名→residencetokyo.comをdaatc-1140.digitalartscloud.com
ポート番号→587を465
認証方式はメールソフトによって異なりますが、通常のパスワードで設定すればOKです。
設定出来ない場合はお声がけください。
保護なしで送る場合
今回のソフトは件名に「保護不要」などの追記は不要ですので、そのまま送ってください。また、RT同士、RT⇔CT間のメールは暗号化されません。
設定対象外の方
- ほぼメールを使わず、添付もしない方
- サイボウズ利用者は木下さんに説明するので個別での設定不要